途中、先頭で下っているとアブの集中攻撃を受けた。
それまでは風が少し強めに吹いていたせいか、ほとんど虫はいなかったのに、風が止むと突然のように湧いてきた感じである。
そのアブが先頭でやって来た人間に集中して襲いかかってくるのだ。たまらずに先頭を、虫除けネットを被っていたS藤さん艇に変わってもらう。
かみさんも虫除けネットを貸してもらって頭から被った。今時期に釧路川を下るのなら、虫除けネットは準備しておいた方が良さそうである。
今日のゴール地点である美留和橋に近づくと、この区間唯一の瀬が現れる。
地形図でみると、それまで蛇行していた川が、この付近だけ不自然に真っ直ぐになっているのが分かる。
本来の釧路川には瀬は無かったはずなのに、こうして人工的に流れを変えると高低差ができて瀬になってしまうのだ。
自然が壊され両岸をコンクリートブロックに固められた場所だけれど、そんなことは気にしないで瀬の流れを楽しむ。
S藤さん艇は二人とも立ったままで瀬を下っている。そんな姿にカメラを向けていたら、こちらは危うくコンクリート護岸に衝突するところだった。
美留和橋までの最後の直線区間、パドル操作は舵取りだけ。時間を気にせず、川の流れのままに下っていく。
そして美留和橋の下のちょっとした瀬を越えて、釧路川の川下りは終了。
最初から最後まで川の流れに合わせての今回の川下り、釧路川を満喫するにはこれくらいのんびりと下るのがちょうど良いのかもしれない。
皆と別れの挨拶をして、再び200kmの道のりを清水町へと向かった。
清水町からなら日帰りで遊びに来られるけれど、札幌からでは遥か彼方の釧路川である。
2008年8月11日晴れ
下った区間の地図はこちら
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