ここを過ぎればその先に印象に残るような瀬は無いはずなのに、まだ次から次へと瀬が現れる。
蟻地獄ホールまで速いペースで下ってきたけれど、それでも2時間40分かかっている。
体力もかなり消耗していて、何時もこの辺りから先は皆の口数も次第に減ってきて、ただ黙々と下り続けるようになるのだ。
あのF本さんでさえ、少々のウェーブには目もくれずに下るのである。
倒木も目立つようになり、川を完全に塞いでいるものも2カ所程あった。
ギリギリでカヌーから下りずに通過できたけれど、水がもう少し減ったら、下れる場所は無くなりそうだ。
と言うよりも、もう一度増水すればこの倒木も消えて無くなるのだろう。
中の川・歴舟川本流との合流部が見えてくると本当にホッとする。
どちらの川も元の透明度を取り戻していた。
雲の隙間から遅ればせながら青空ものぞいてくる。
キャンプ場まで約4時間、水が少ない時は5時間以上かかるのだから、今日は比較的楽に下れたことになるのだろう。
心地良い疲労感に包まれながらヌビナイ川のダウンリバーが終わった。
「やっぱり下って良かったな〜」
強引に誘ってくれたI山さんに感謝するのであった。
2011年7月18日 曇り後時々晴れ
当日12:00 歴舟川水位(尾田観測所) 102.55m
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