トップページ > カヌー > 川下り日記

 

十勝川

(屈足ラフトコース)

G藤親分のスカGカヌークラブの7月例会。
初日の集合場所であるくったり温泉レイクインの駐車場に、低いエンジン音を響かせながら入ってきた年代物のスカイライン。
何処のお兄ちゃんかと思ったら、そこから降りてきたのはG藤親分。
カヤックはどうしたのかと思ったら、舎弟のS徳さんに持ってこさせるとのこと。
本当に格好良すぎるおじいちゃん、いや、おじさんである。

そんな感じで幕を開けた7月例会の初日は十勝川のラフトコースを下る。
上流のダムからの放流がないので、スタート地点はとても穏やかな流れだった。
ここを初めて下る熊五郎さんご夫婦にとってはラッキーだった。
我が家がここを初めて下った時は、川岸の木々が水没するくらいに水量が多く、いきなりの試練に立たされたのだ。

チョロチョロと流れる水路のような川を下っていき、最後にはカヌーの底がつかえて一苦労。
その先で発電所からの放流水が入って、ようやく普通の流れとなる。


スタート地点   スタート地点の浅瀬
穏やかな流れのスタート地点   水が少ないと苦労させられる

このラフトコースを下っていて何時も困るのが、川幅が広すぎることである。
皆の写真を撮ろうとしても、あちらこちらに散らばってしまうので、小さくし撮せないのだ。

二股の瀬合流部その先で流れは二つに分かれ、その分、川幅も狭くなる。
これくらいがちょうど良いなと思いながら、左側の分流を下る。
その分流が再び合流するところの瀬で皆が遊び始めるのは何時ものことだ。

再び川幅が広くなり何処を下るか迷ってしまう。
適当なところで岩の後ろのエディに入ろうとするが、隠れ岩を避けたりしているうちに、狙った岩を通り過ぎたりとか、なかなか思うようにいかない。

何度も下っていれば、何処に何が有ってと分かるのだろうが、年に1度下るか下らないかでは、思い出せもしない。


サーフィン中   待機中
流されながら笑みを浮かべるMさん   ご愁傷様

シュートの瀬を下る熊五郎さんご夫妻岩避けの忙しいスラロームの瀬では、水が少ない分、隠れ岩が多くて、それを避けるのに精一杯だ。
ここは、水が多い時の方が下りやすいかもしれない。

そして、何時も大波が立っているシュートの瀬。
こちらは水が少ない分、波の大きさも小さいが、それでも結構な迫力である。
ここまで沈せずに下ってきた熊五郎さんご夫妻も、ワーワー叫びながら、楽しそうに下っていく。

ここの大きなウェーブでも皆が何時も遊び始める。
そうなると暫くは下ることができないので、諦めて岸に上がって眺めているしかない。


スラロームの瀬
岩避けに忙しいスラロームの瀬

古い堰の跡最後に待ち構えているのが古堰の瀬。
今まで、何処に堰が有るのだろうと思いながら下っていたが、今回ようやくその堰を確認することができた。

先を下っている人達が皆、川の右岸寄りを下っているのを見て「左側の方が下りやすそうなのに」と思いながら私達は左岸寄りを下っていった。
すると目の前に現れたのが横一列になった落ち込み。
カヤックならば?りそうなホールもできていたけれど、カナディアンは問題なく通過できた。

そう言えば昔、誰かが古堰の瀬は左に行ったら駄目と言っていたのを思い出して、その落ち込みが古い堰の跡だと分かったのである。

そうして、途中でかなり遊んでいたにも関わらず、1時間でゴール地点まで下ってきた。

パドリング練習そのまま昼食を済ませて、少しだけパドリングの練習もする。
しばらくすると、同じような日程でこちらに来ていたカヌークラブガンネルズの面々が下ってきた。
わざとカナディアンカヌーで沈したり、川に飛び込んでじゃれ合ったりと、相変わらず賑やかなカヌークラブである。

昼食を終え、もう一度下ると言って再び上流に向かったのは、今日の参加者16名のうち僅か4人だけ。
以前は殆どの参加者が2本目も下っていたのに、やっぱりこれも高齢化の影響なのかもしれない。

2016年7月16日 曇り時々晴れ  


わざと沈するシゲさん夫婦   川の中ではしゃぐ
舟をひっくり返そうとするシゲさん   川の中でクールダウン?

戻 る