北海道キャンプ場見聞録
水のように生きるのさ朱鞠内キャンプ
朱鞠内湖畔キャンプ場(6月1日〜3日)
新しく購入したカナディアンカヌー(マッドリバー フリーダム)が自宅に届いたのは3週間前。 金曜日から休んで今回は2泊3日のキャンプ。しばらく続いていた愚図つき気味の天気もようやく解消されて、週末は素晴らしい天気になりそうだ。 |
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途中の幌加内町で蕎麦を食べることにする。 天気も良くて、テントを張り終える頃には薄らと汗が浮かんでいた。 夕食のバーベキューを食べ終える頃には朱鞠内湖にも夕暮れが訪れ、静まり返った湖面にフクロウの「ホーッ、ホーッ」と言う鳴き声が響き渡る。 |
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翌朝、目を覚まして時計を見るとまだ午前3時だった。 サイトへ戻る頃には気温も上がってきて、そろそろブヨも活動を始めていた。このまま湖畔で過ごしてもブヨが五月蠅いので、宇津内湖の方にある釜ヶ淵なるものを見に行くことにする。 買い物を済ませた後は、キャンプ場でのんびりと寛ぐことにする。
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のんびりキャンプなので、今日は昼頃までゆっくりしようと考えていたけれど、次第に気温が上がってきてブヨも飛び回り始めた。 |
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ここの菜の花畑を初めて見たのは5年前。当時は、何処に菜の花畑があるのかも分からずに江部乙を訪れ、たまたま通りかかったイベント会場らしきところで簡単な地図を手に入れられたので、それを見ながら畑の中の道路を走り回ったものである。

札幌周辺の山は既に初夏の装いに変わっているけれど、朱鞠内周辺はちょうど新緑の美しい季節を向かえていた。
一般的な船の進水式にはシャンパンが使われ、漁船とかの場合は日本酒が使われる。だからと言って、アルコールが含まれれば何でも良いという訳では無いと思うのだけれど・・・。
おざなりな儀式を済ませた後は、早速カヌーを湖に浮かべそれに乗り込む。
次第に夜の帳が下りてくる中で、焚き火を眺めながら月が昇ってくるのを待つ。

朝の焚き火とコーヒーを味わいながらその瞬間を楽しみに待っていたけれど、一向に霧の晴れそうな気配が無い。朝食を済ませても、依然として朱鞠内湖は霧に包まれたままである。
次第に湖面も凪いできて、枯木の姿がそっくりそのまま湖に映りこんでいるけれど、青空ではないのでその風景も今一である。
そんなことをしているうちに、しつこく空を覆っていた霧がいつの間にか消えて無くなり、真っ青な空が広がっていた。
B級観光地探検を諦めて、和寒町の日向温泉に入りに行く。
夕食を済ませた後は焚き火を始める。昨夜は水際ギリギリで焚き火をしたけれど、今夜は直人さん夫婦が一緒なので、上の方のサイトに焚き火台をセットした。
さすがに翌朝は午前5時過ぎまで寝てしまった。

直人さん夫婦と「また何処かで一緒に焚き火しましょう」と約束して、キャンプ場を後にした。