北海道キャンプ場見聞録
傷を癒して沙流川キャンプ
沙流川オートキャンプ場(5月16日〜17日)
沙流川の川下りで心身ともに痛めつけられて、今日の宿泊地である沙流川オートキャンプ場まで戻ってきた。
GWの判官館ではカタクリの花に囲まれてキャンプを楽しんだけれど、今日はそれに勝るとも劣らない風景がテントの前に広がっていた。 |
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| 貸し切りのサイトでベストポジションにテントを設営 |
そんな風景をじっくりと楽しむ前に、まずは温泉で疲れ傷付いた身体を癒さなければならない。
そして乾杯。 川に流されている時に岩にぶつけたお尻が痛くて、椅子に座っているのも辛いくらいだ。 かみさんも、左手が青く腫れあがり、小指も殆ど曲がらない状態だが、私よりもまだ元気だった。(月曜日にレントゲンを撮った結果、ひびが入っていることが分かったのだが) 柳のものと思われる綿毛が風に乗って一斉に飛び始めた。
多分、日高町の位置的問題なのだろう。 |
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| テントの前に広がるニリンソウの大群落 |
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| ニリンソウ | こんな場所を残しているのが素晴らしい |
セルフタイマーで焚き火をしている写真を撮る時はスローシャッターになるので、シャッターを押した後はダッシュで焚き火までもどり、その後シャッターが切れるまで息を止めながらじっとしていなければならない。 |
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| 質素な夕食も美味しく感じる | 静かなキャンプ場の夜だ |
場内を出て、昨日下った沙流川沿いの管理道路を歩いてみる。 |
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| 湿地にはミズバショウと谷地坊主 | これはミヤマエンレイソウかな? |
長靴に履き替えて歩いて川の中を渡る。 途中でとうとう雨が降ってきたが、そのまま展望台へ向かう。 車まで戻る途中、雨も止んだので、今日の夕食のおかずに加えるため、コゴミを採集。 |
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| 展望台からの眺め、これ以上葉が茂ると展望も利かなくなりそう |
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| 展望台へ続く階段 | 緑が清々しい場所だった |
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我が家の狙いはオートサイトのBサイト。
ホテル泊で上げ膳据え膳、ふかふかの布団の中でぐっすりと眠れる二人を残し、私はさっさと風呂から上がってキャンプ場へと戻る。
ヌーに掴まったまま、ただ流されていただけなのだが、体には必要以上に力が入っていたのかもしれない。
それにしても、これだけ素晴らしいキャンプ場で天気の良い週末だというのに、結局オートサイトに他のキャンパーがやって来ることはなかった。


疲れていても、何時もどおりに米炊きだけは私の役目。

翌日は朝から曇り空、風も強く今にも雨が降り始めそうな雲行きだ。

その帰り際、管理人の方に展望台までの行き方を聞いてみた。
それでも流れの中に、ここの瀬のシンボルである大岩が沈んでいるのが確認できて満足する。

