北海道キャンプ場見聞録
クリンソウが繋ぐ足寄キャンプ
足寄町里見が丘キャンプ場(6月13日〜14日)
和琴半島湖畔キャンプ場を撤収した後、和琴半島を一周する自然探勝路を歩いてみる。
境内には土俵もあり、上にテントを張るようなパイプの骨組みも作られている。 そこから時計回りで半島を一周する。 |
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| カツラの巨木 | 快適な遊歩道だ |
そこから更に下って湖岸近くまで下りてきた。 その先の湖岸には小さな小屋が建っていた。 |
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| 湖畔にひっそりと建つ公衆浴場 | 浴槽の底はそのまま湖底だ |
そうして半島一周を終えたけれど、そんな温泉の様子を見ていたら無性に露天風呂に入りたくなってきた。 利別川の川下りが明日に延期になっていたので、川下りの下見をしながら今日のキャンプ地にである陸別のかぶとの里キャンプ場へ向かう以外、特に予定は無し。 |
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| 野趣溢れる三香温泉の露天風呂 |
温泉から出た後は、陸別へと向かう途中、昨日一緒に釧路川を下った亜香里さんの店に立ち寄ることにして、阿寒へと向かう。
店の前には、真っ赤なカナディアンカヌーを屋根に乗せたままの亜香里さんの愛車が停まっていた。 ログハウスの真っ赤な屋根と見事にマッチしていて、そのままの状態で店の看板モニュメントにしたいくらいだった。
亜香里さんお勧めの、店の周辺で採れたばかりの山菜がたっぷりと入った山菜そばを食べる。 明日の利別川川下りに備えて、上陸可能地点等の下見をしながら陸別へと向かっていると、雨が本格的に降り始めた。 キャンプ場に着いても誰もいないので、管理人さんに電話して予約してあった事を告げると、「キャンプ場はまだオープンしていないので、近くにあるログハウスを使ってください」と言われる。 「えっ?何それ?」と思いながら、電話で言われたログハウスを探すと、それは民家の庭先に建てられた6畳ほどのログハウスだった。 キャンプ場のバンガローよりは立派だけれど、他人の家の庭先では全然落ち着けない。 足寄の里見が丘キャンプ場にも安いバンガローがあり、空きがある事は事前に確認しておいた。
管理等の前の花壇では、ここでもクリンソウが花を咲かせていた。
一方、バンガローの利用者は私達だけ。 そのバンガローがとても小さいのは予想外だった。 |
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| これで6人用バンガロー | バンガローは森の中に建っている |
バンガローは林間に建っていて、そこには枯れ枝が沢山落ちていた。 落ちている枝は少し湿り気味だけれど、こんなことを想定して、和琴のキャンプ場で焚き火をした時に、家から持参した薪を全部燃やさずに、4本だけ残しておいたのである。 早速、焚き火を始める。 バーベキュー小屋が次第に賑やかになってきたが、バンガローからは離れているのでそれほど気にならない。 |
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| 焚き火の横で食事 | 次第に辺りが暗くなる |
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| 焚き火ができればそれだけで幸せ |
小さなバンガローの上下に分かれて就寝。
片づけを済ませて6時半にはキャンプ場を後にした。 この後は、今回の旅の一番の目的だった利別川の川下りを楽しんで、札幌へと帰ることになる。 |
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| この付近ならばテントを張ってみたい | 林間のバンガローも良い雰囲気だ |
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まずは、少し入った場所の屈斜路神社に参拝する。

散策路のイメージで歩き始めたけれど、半島の先端に向かって結構な登り坂となっている。
笹を掻き分けて近づいてみたが、湖の水位が上がっていて、岩を積み上げた浴槽は完全に水没してしまっていた。

ここは露天風呂がメインの野趣に富んだ温泉宿だが、男女別に別れ回りを囲まれた露天風呂なので、かみさんも安心して入れるのだ。
国道241号の足寄峠を越えて足寄側に下ってくると、間もなくして真っ赤な屋根のログハウスが現れる。
この店に最後に入ったのは何時だったのかと調べてみると、13年前にオンネトーキャンプからの帰りに立ち寄って以来だった。
その雨で、チミケップ湖まで向かう気力も無くなり、町内の神社にお参りするなど時間つぶしをしてから、かぶとの里キャンプ場に向かう。
このキャンプ場に来るのは初めてである。
天気も悪くて、利用者は誰もいないだろうと予想していたが、結構テントが張られていて驚いてしまう。

この乾いた薪さえあれば、それが核となって燃える時に湿った枝を乾かし、そして更に炎が大きくなれば、枝が少々湿っていても関係なく燃えるようになる。


最終日は川下りのため、kenjiさん達と朝7時に足寄の道の駅で待ち合わせしていた。
