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我が家のファミリー通信 No.97

フードバレーとかちマラソンで自己ベスト更新なるか

今年のフードバレーとかちマラソンで一番悩んだのは、何を着て走るかだった。
今年は10月になっても気温が高い日が多く、タイツや長袖シャツを着て走った日は数日しかない。
気温が10度くらいならば走っていると直ぐに汗をかくので、半袖、短パンで走るのが一番である。
ただ、十勝のこの時期は朝晩が冷え込むので、スタート時間の午前8時半までこの格好で待つのはかなり辛いのだ。

幸い当日の朝の気温は10度と、この時期としては温かな朝だったので、迷うことなく半袖、短パンで走ることにした。
ただ、想定外だったのは、帯広についてから小雨が降り出したこと。
雨具の用意はしていなかったので、コンビニで雨合羽を買って会場へと向かう。
スタート時間が近づくとその雨も止んできたので、雨合羽は荷物と一緒に預けてしまう。

フードバレーとかちマラソン
小雨がぱらつくマラソン会場の中央公園


スタート地点のアカナラ街路樹は例年よりも紅葉が遅れているようだ。
並ぶ場所は申告タイムに寄って分かれている。
この大会は、スタートの合図とともにタイムが記録されるグロスタイムでの計測しかないので、なるべく前の方に並ぶ。
そこは申告タイム85~104分のブロック。
私のハーフマラソン自己ベストより10分以上早いタイムだけれど、自己ベスト更新が目標なのでタイムロスは少しでも小さくしたい。

フードバレーとかちマラソン
前の方に並んでスタートを待つ


一ヶ月前に走ったフルマラソンの別海パイロットマラソンでは、走る前から自己ベストを大幅に更新する自信があって、結果もまあまあだった。
しかし、今回のハーフマラソンではあまり自信がなかった。
去年ここで記録した自己ベストは、自分にとってはちょっと出来過ぎの感があって、キロ5分25秒のペースで走っていた。
それが、最近の一ヶ月では10キロ走でさえその時の平均ペースを上回れていないのだ。

スタート直後から周りのランナーに釣られて良いペースで走れていた。
しかし最初の1キロまでのタイムは5分34秒。
去年は確か、最初の1キロを5分16秒で走っていたはずなので、最初から大幅なタイムロス。
腕時計での計測はスタートラインを通過する時に始めていたので、これは明らかにペースが遅すぎる。



 

慌ててペースアップ。
3キロ付近で友人が応援してくれていたので、その辺りでは意識的にスピードを上げる。
おかげで2キロから3キロまでのラップは5分5秒と、少しオーバーペースになってしまった。
友人がエナジーバーらしきものを手渡してくれる。
断るわけにもいかないので、そのまま受け取ってポケットに入れようとしたが、過って落としてしまう。
拾っていてはタイムロスになってしまうので、そのまま走り続けた。

フードバレーとかちマラソン
街路樹のヤマモミジは真っ赤に色づいていた


ここまで一緒に走ってきたかみさんから次第に離されていく。
それでも5分20秒くらいのペースを維持できていたので、置いていかれるのは気にならない。

雨は止んでいたけれど道路上の水溜りはそのままでランニングシューズも濡れてしまう。
前回の別海マラソンを思い出してしまう。

フードバレーとかちマラソン
雨は止んでも水溜りが


コロナの影響も無くなり、去年と比べて沿道での応援も賑やかになった気がする。
帯広南商業高校バトントワラー部の華やかの応援も今年は復活していた。

フードバレーとかちマラソン
この応援には力付けられる


帯広の森のへと入っていく急坂は、去年のように駆け上がることができずに辛く感じる。
後でこの坂を含む8~9キロ区間のラップを見てみると、5分43秒もかかっていた。
札幌に住んでいた頃は手稲山の坂道コースで練習できたけれど、清水に引っ越してからは坂道はあるものの区間は短い。
その影響が少し出たのかもしれない。



11キロを過ぎると500m程の区間が折り返しコースとなっている。
ここでかみさんとすれ違ったが、思った以上に差が開いていた。

13キロ辺りから陸上自衛隊帯広駐屯地の中を3.5キロほど走っていく。
少しペースが落ちていたけれど、駐屯地の中のコースはほぼフラットで、音楽隊の演奏にも力を貰って5分20秒を切るペースで走り抜ける。
駐屯地を出ると下り勾配となるので、同じペースを維持できる。
緑ヶ丘公園の横に長い下り坂があったのでそこで一気にペースをあげたつもりが、1キロのラップはそんなに変らなかった。

フードバレーとかちマラソン
去年は無かったけれど今年から公式写真販売サービスも復活


前回は11キロを過ぎると1キロのラップタイムが5分30秒前後まで落ちていたので、このペースを維持できれば自己ベストは更新できそうだ。
18キロのエイドでは色々と食べ物も置いてあったが、タイムロスになるのでゆっくりと選んでもいられない
19キロを過ぎてラップタイムが再び遅くなってきた。

フルマラソンだと、サブ5くらいのタイムで走っているとゴール間近では多くのランナーが歩いている。
それがハーフマラソンになると、回りのランナーも最後までスピードが落ちない。
私のラップタイムが落ちた分、追い抜いていくランナーの数も増えてくる。
そんなランナーをペースメーカー代わりにして付いていこうとするが、付いていけるのも100m程度までで、直ぐに引き離される。
最後の力を振り絞ってスピードを上げようとするが、ラップタイムを縮められないままゴールすることとなってしまった。

フードバレーとかちマラソン
制限時間3時間なので私達がゴールした後も続々とランナーが戻ってくる


余裕が無くてゴールの時計を見られなかったけれど、腕時計で計測していたタイムでは何とか自己ベストを更新できたようだ。
先にゴールしていたかみさんは、今回の大会開催数と同じ45位でゴールしたので、特別表彰をしてもらったとのこと。
副賞の乳製品詰め合わせが結構豪華でラッキーだった。

マラソン会場では4年ぶりに「食フェスタ」が開催されていて、参加者は500円分のチケットで好きなものを食べられる。
かみさんはインディアンのカレー、私は十勝産ハンバーグ丼を選択。
フードバレーの名前が付いているのだから、やっぱり食フェスタは欠かせない。

フードバレーとかちマラソン
ハンバーグ丼は量が少なく、カレーにした方が良かったかも


最終的な私のタイムは1時間55分16秒で、去年の自己ベストを24秒更新。
かみさんは1時間50分26秒で、同じく自己ベストを2分更新。

私が来年も自己ベストを更新するためには、キロ5分ペースで楽に走れるようにならないと厳しいかもしれない。
かみさんの場合は、今回「スタミナ切れになるのが心配でセーブしながら走っていた」と言っていたので、何もしなくてもまだまだタイムは短縮できそうである。



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