北海道キャンプ場見聞録
日勝ピーク他(2012/4/28)
| 最高のお天気 |
GW初日は全道的にほぼ快晴の天気予報となっていた。 山スキーの男女とソロの男性が私たちの先に登り始めた。
まずは1445mの通称日勝ピークを目指して登っていく。 後ろを振り返ると、遠く十勝連峰まではっきりと見えていた。 日勝ピーク山頂へ続く大斜面を、やや左側を目指してトラバース気味に登る。 |
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| 強い日射しを避けるためにほっかむり | 遠くには十勝連峰も見えてきた |
ようやくその斜面を登りきると、針葉樹の森の向こうにペケレベツ岳の姿を確認できた。 そんなかみさんを無視して針葉樹の森の中に足を踏み入れる。 熊よりも私が不安なのは、ルートが全く分からないことである。
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| 足下に国道が見える |
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| ペケレベツ岳はまだ遠い | 日高の山並みを望む |
ちょっと迷ったけれど、とりあえずはペケレベツ岳を目指して下っていくことにした。その付近は樹木が密生して歩きづらい。 さすがに途中で嫌になって、ペケレベツ岳を目指すのは諦めることにした。 そこから下を見ると、日勝トンネルを十勝側に抜けて直ぐのところに架かる日勝大橋、日勝トンネルの真上に位置する展望台、そしてそこから熊見山や労山熊見山、双殊別岳へとつながる稜線、全てが一望できた。 日勝ピークに登る登山者の姿が間近に見える。 |
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| 右下に日勝大橋、中央に展望台、大雪の山並みが地平線を作る |
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| 日高山脈らしいスカイラインだ | 東大雪の山々 |
そして再び上り坂となり、そのまま勢いで日勝ピークまで登ってしまった。 先程のピークは1359m、日勝ピークは1445m。
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| やっぱり標高の高い方が眺めも良い |
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| トマムスキー場と芦別岳 | このピークで昼を食べていた |
そんな風景をひとしきり楽しんだ後、下山開始。 そうして駐車場を出てから4時間後に同じ場所まで戻ってきた。 |
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| その気になれば靴だけで滑れそうだ | ハイマツ地帯は落とし穴だらけ |
しかし、日高の町を過ぎて峠道に入っても、周辺の雪はほとんど解けてしまっていて、日陰の所々に残っている程度である。
GPSのスイッチを入れたところ、何故か地形図が表示されない。
先に登っている人の後を追えば良かったのだが、ペケレベツ岳へは斜面の左寄りに登った方が近道になるのだ。

今回は急きょ決めた予定だったので、かみさんは最初から乗り気じゃなかったようだ。
やや樹木の密生した場所を抜けると視界が一気に開けた。


そして、いくら下ってもなかなか鞍部まで達しない。
ちょうど良いスペースがあったので、まだ11時だけれどそこで昼を食べることにする。


そのピークを降りて再びトドマツの森へと入っていく。


急な斜面では、コツさえ掴めば、登山靴のままでもスキーのように滑り降りれそうである。
